看護師が管理職の求人を選ぶ注意点6つ!管理職の転職は難しい?
看護師が管理職の求人を選ぶ時の注意点についてが、今回のお話です。
「看護師が管理職として転職できるの?求人はあるの?」
と疑問に思うかもしれません。
確かに、数は少ないですが、看護師の管理職の求人はあります。
でも、管理職の求人を選ぶ時には注意しなければいけない点がいろいろあります。
看護師が管理職の求人を選ぶ時の注意点をご紹介していきます。
目次
看護師の管理職求人の注意点:ブラック職場の可能性は高いかも!?
看護師の管理職求人を選ぶ時の注意点を説明する前に、まずは看護師の管理職求人の大前提となる注意点を説明します。
看護師の管理職求人は、ブラックな職場の求人の可能性が高いです。
よく考えてみてください。
看護師の管理職は主任や師長、看護部長などですよね。
一般的に経験年数が長めでリーダーシップがあるスタッフ看護師が主任になり、そこから師長になって看護部長になっていきます。
その職場で管理職の適性がある人が選ばれ、管理職として育てていくことが普通です。
もし、管理職の看護師の誰かが退職すれば、またスタッフ看護師を管理職として育てていくことになります。
それなのに、管理職の求人を出すということは・・・?
管理職に適した人材がいないということ。
管理職に適した人材がいないということは・・・?
看護師の入れ替わりが激しいか、スタッフ看護師のやる気がないか。
そう、つまりはブラック!!!
離職率が高くてみんなすぐに辞めてしまうブラックな職場だと、管理職に育てたくても育てられません。
また、スタッフ看護師がみんな「管理職なんて嫌~!」、「管理職になるくらいなら辞めます」のようなタイプかもしれません。
スタッフ看護師がやる気のないタイプだったら、管理職にとってはある意味ブラックです。
そういう職場に管理職として転職したら、苦労する可能性は高い!
もちろん、ホワイトな職場で外部からの新しい風を入れるために管理職の求人を出していたり、たまたま後任の管理職がいなくて、求人募集を出しているところもあります。
ただ、ブラックな職場・働きにくい職場の可能性はありますから、管理職として転職するなら、その覚悟はしておきましょう。
看護師が管理職の求人を探す時の注意点=役職を確認!
看護師が管理職の求人を探す時の注意点は、役職を確認することです。
看護師の管理職の役職には、いろいろあります。
- 主任
- 師長
- 部長
これが一般的ですが、職場によっては副主任、主任補佐、副師長、師長補佐、副部長のような役職もありますし、それ以外の役職もあります。
主任も看護部長も同じ「管理職」ですが、求められる役割・やるべき仕事は異なります。
「看護部長として全体を統括・管理する仕事がしたかったのに、転職したら主任だった・・・」ということもありえます。
だから、看護師が管理職の求人を探す時には、どの役職の求人なのかを必ず確認しておきましょう。
看護師が管理職の求人を探す時の注意点=経験や資格は必須?
看護師が管理職の求人を探す時の注意点、次は経験や資格は必要なのかどうかです。
経験とは、今までに看護師の管理職(主任や師長など)として働いた経験です。
管理職の経験がある人のみを採用しているのかどうかは求人を探す上で重要なポイントです。
また、看護師の管理職の求人の中には、資格を必須条件にしているところもあります。
資格とは日本看護協会の認定看護管理者のこと。
認定看護管理者には、ファーストレベル・セカンドレベル・サードレベルの3つがありますが、資格を必須としていても、サードレベルまで求められることは少なく、ファーストレベルの研修を終了していればOKとしている求人が多いです。
ただ、看護師の管理職の求人の中には、経験や資格は必須ではなく、経験・資格がなくても管理職・管理職候補として採用してくれるものもあります。
経験や資格はないけれど、管理職になりたいという看護師さんは、そのような求人を探しましょう。
その場合には、今までにリーダーシップをとって働いた経験などを面接でアピールすると良いでしょう。
看護師が管理職の求人を探す時の注意点=給料や手当はいくら?
看護師が管理職の求人を探す時の注意点には、給料や手当の金額もあります。
管理職になったら、基本給が上がったり、役職手当がつきますので、スタッフ看護師よりも給料はアップするのが一般的です。
でも、どのくらいの給料になるのかは、その職場によって異なります。
「え?管理職なのにこの給料!?」
という後悔を避けるためにも、看護師が管理職の求人を探す時には、採用されたら給料はいくらになるのかを確認しておくと良いでしょう。
看護師が管理職の求人を探す時の注意点=勤務条件は?
看護師が管理職の求人を探す時の注意点、次は勤務条件です。
看護師の管理職は、一般的に日勤のみの勤務で土日祝日はお休みということが多いです。
でも、中小規模の病院だと、管理職(主任や師長)も土日に働いたり、夜勤に入らなくてはいけない可能性もあります。
また、大病院の場合、「当直師長」が順番で回ってくるので、時々は当直業務をしなければいけないこともあります。
管理職なら平日の日勤のみと思って転職すると、
「夜勤あり?え?日曜も!?」
ということもありますので、事前に必ず確認しておくことをおすすめします。
看護師が管理職の求人を探す時の注意点=資格取得支援はある?
看護師が管理職の求人を探す時の注意点、最後は資格取得支援制度はあるかどうかです。
管理職として転職を考えているあなたは、きっとキャリア志向が強いと思います。
管理職として働くなら、看護管理を専門にしていきたいですよね。
そのためには何が必要?
そう!
認定看護管理者の資格!
前述のとおり、認定看護管理者はファーストレベル(研修105時間)・セカンドレベル(研修180時間)・サードレベル(研修180時間)があります。
これだけの研修を受けるためには、職場のバックアップは必須!
だから、看護師が管理職の求人を探す時には認定看護師の資格取得支援制度はあるのか?
転職後にチャンスがあったら、その制度を使って資格取得にチャレンジできるのかを確認しておくようにしてください。
まとめ
看護師が管理職の求人を探す時の注意点をまとめました。
管理職の求人の中から何とかホワイトな職場を選びたい!
給料は高いほうが良い!
土日祝日は働きたくない!
こんな希望を持っているあなたは看護師転職サイトを使いましょう。
看護師転職サイトは管理職の求人を扱っていますし、その中から担当者があなたの希望に合うものをピックアップしてくれます。
ブラックではないかなど、細かいところまで調べてくれます。
また、管理職としての転職は簡単なことではありません。
「管理職」ですから、それなりの経験・能力を求められますし、求人数が少ないので倍率も高くなります。
看護師転職サイトではあなたの転職活動をしっかりサポートしてくれますので、採用してもらえる可能性が高くなりますよ!
執筆者情報
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