新人看護師の配属先はネガティブ発進?逆手に取ればポジティブ発進!
新人看護師の配属先決定…誰もが通る道ですね!
前日の夜はドキドキして眠れないという経験がある方も多いのではないでしょうか。
もしかしたら、これから看護師になるという学生さんにとっては知りたいことが山ほどある!という状況かもしれませんね。
新人看護師の配属先を決定する前に、採用側の病院では大抵『配属希望のアンケート』を取ります。
「アンケートを取っても、新人看護師の配属先って大体希望通りにならないって聞いた…。」
「希望の配属先に行けなかった私は一巻の終わり!」
こんな風に考えている方もいるでしょう。
希望通りの配属先でなかったあなたはネガティブ発進決定?
大丈夫です!
実はある考え方をするだけで、そのネガティブ発進がポジティブ発進に変わる方法があるんです!
そこで今回は、『新人看護師の配属先』に焦点を当て、採用側が行う配属希望のアンケートの意図や考え方の切り替え方法についてご紹介します。
これであなたも、初めての配属先でポジティブ発進!
看護師人生の素晴らしいスタートを切ることができますよ!
「新人看護師の配属先」配属希望のアンケートを取る3つの意図!
新人看護師の配属先の部署や人数は、初めから決まっています。
病院の収益は、国から支給される診療報酬によって変わります。
診療報酬には規定があり、例えば患者7人を看護師1人が受け持つ配置であれば7:1となり、その比率によって収益額が変わるということです。
ということは…
7:1を提唱している病院であれば、7:1の人員配置となるように不足分の人員を補充する必要があるということ!
つまり入職時、新人看護師が配属される人数も必然的に決まってしまっているということです。
そんな中、採用側の病院が『配属希望のアンケート』を取るのは、3つの意図が考えられます。
- 採用側のパフォーマンス
- 新人看護師の興味のある分野を知りたい
- 配属先の希望をできるだけ叶えてあげたい
①採用側のパフォーマンス
入職時の新人看護師は、希望とやる気に満ち溢れています。
これから歩む看護師人生に大きな期待を持っているでしょう。
ですから初めての配属先は重要!
そんな中、自分の希望しない部署への配属を命じられれば、テンションはガタ落ちですよね。
そのため採用側も、あらかじめ配属先が決まっていても「一応希望は聞きますよ~。」というパフォーマンスを行うということです。
その結果…
「配属先は希望と違ったけど、希望は聞いてもらえたし仕方ないか…。」
「自分の希望は伝えたし、もしかしたらそのうち異動させてもらえるかもしれない!」
と少しは諦めがつきますよね。
これがアンケートを実施する採用側の意図です。
②新人看護師の興味のある分野を知りたい
例えば実習先の病院にそのまま就職した場合、ある程度の情報は配属先を決定する上層部にも伝わるでしょう。しかしあなたの全てを把握しているわけではありません。
アンケートを実施することで、把握しきれなかった新人看護師の『興味のある分野』をある程度知ることができます。
もちろん病院側としても、興味のある分野や適性のある部署で最初の教育を受けさせたほうが、その後の成長速度も変わってくるため、考慮して配属したいわけです。
その参考にしたいという意図があるため、アンケートを実施しているということです。
③配属先の希望をできるだけ叶えてあげたい
初めての配属先から、新人看護師の看護師人生はスタートを切ります。配属先を決定する上層部にも新人時代はあったわけで、その重要性も理解しています。
- 素晴らしいスタートから第一歩を踏み出して欲しい
- 希望の配属先で看護師として成長して欲しい
こんな意図があることで、アンケートを実施するということです。
この3つの意図ですが、残念なことに優先されるのは『①採用側のパフォーマンス』。
でも安心してください!
ネガティブ発進がポジティブ発進に変わる方法や考え方がありますよ!
「新人看護師の配属先」状況を逆手に取って、ポジティブ発進!
新人看護師の配属先の決め方についてお話しましたが、この仕組み(状況)を上手く利用することで、あなたの看護師人生のスタートをポジティブ発進にすることも充分可能です。
- 『配属希望アンケート』に備え、同期と配属までの長い時間を共有するという状況を逆手に取ろう!
- 新人看護師であるという状況を逆手に取ろう!
- 配属先が違っても、病院の教育プログラムは変わらないという状況を逆手に取ろう!
『配属希望アンケート』に備え、同期と配属までの長い時間を共有するという状況を逆手に取ろう!
『配属希望のアンケート』に備え、採用側もある程度配属先の候補を提示し、考える時間を設けてくれる場合が多いです。つまり目星を付けることが可能ということ!
また同期の新人はあらかじめわかっており、入職から配属までのほとんどの時間を共有するということ!
この2点の状況を逆手に取りましょう。
「恨みっこなし!」という考え方もありますが…
- 何故その部署に配属されたいのか
- 配属先で自分がどのような看護を実現させたいと考えているのか
これらを新人看護師同士で話し合い、折り合いをつけておくことで、ある程度の希望を被ることなく叶えることができるでしょう。
同期の思いを聞くことで、たとえ自分が第一希望の部署に配属されなくても…
- 納得できる
- 励みにできる
つまりポジティブ発進にすることができるということです!
新人看護師であるという状況を逆手に取ろう!
新人看護師ということは…
- 即戦力にはなれない
- 看護業界の実態を知らない
ということですよね。
この状況を逆手に取りましょう。
一人前の看護師として成立していないということは…
- あなたには未知数の可能性があるということ
- その配属先が、もしかしたbestの可能性があるということ
つまり希望でない配属先だったとしても、新人であるということは何色にでも染まることが可能ということです。
自分に無限の可能性があると考えるだけで、ポジティブ発進することができますね!
配属先が違っても、病院の教育プログラムは変わらないという状況を逆手に取ろう!
『同じ病院=同じ教育プログラム』
新人教育のプログラムで教えられることは、看護師の基礎!
この状況を逆手に取りましょう。
ということは、レアな部署に配属されたあなたは…
『看護師の基礎+他の同期の知らない看護スキルや知識』をゲットできるため、一石二鳥ということ!
その知識は長い看護師人生において、必ず役立ちます。無駄ではありませんよ!
一石二鳥の状況にあるあなたは、まさにポジティブ発進ということですね!
「新人看護師の配属先」考え方が切り替えられないあなたは、転職しよう!
新人看護師の配属先について、状況を逆手に取る考え方はわかったけど…
「私はやっぱり考え方を切り替えられない。」
「希望じゃない配属先で頑張ることに、本当に意味があるのかな…。」
「可能性は無限大っていうけど、結果が出るまで待ってられない。」
こんなネガティブな考え方を変えられない、現状に意味を見いだせないという新人看護師の方もいるでしょう。
諦めるのはまだ早いですよ!
そんなあなたは…
『希望の配属先を確約してくれる病院に転職すれば良い!』
これなら状況を逆手に取る必要もなければ、看護師として大成するのを待つ必要もありませんよね!
結論
新人看護師が希望の部署に配属されなかった場合は…
- 状況を逆手に取って考えることで、ネガティブ発進をポジティブ発進に変えたら良い!
- 考え方を切り替えられず、現状に意味を見いだせない場合は、転職したらよい!
「新人看護師の配属先」考え方が切り替えられないあなたは、『転職コンサルタント』を利用しよう!
新人看護師が配属先を自由に選べるところに行きたい!いざ転職だ!と決意すると、新たな問題は発生!
「そもそも希望の配属先を確約してくれる病院なんてあるの?」
こんな疑問を抱いているあなたには、『転職コンサルタント』がオススメです。
転職コンサルタントには、希望の配属先を確約してくれる病院の情報があるんです。
その情報を駆使することで、あなたに希望に見合った転職先を紹介することができるということ!
そして、病院側とのコネクションを活かすことで、あなたが聞きづらい質問についても直接交渉してくれることが可能です。
心配事が一つ減るだけで、転職活動が楽しくなりそうですね!
新人看護師にとって、初めての配属先はとても重要です。そこで過ごす数年が、あなたの看護観を確立し、基本的な看護師としての基礎を築きます。
だからこそ、誰もがポジティブなスタートを切りたいもの!
でも人生全てが上手くいくなんて都合の良い話はありませんよね。
そういったネガティブな状況を乗り越えて、豊かな人格を形成していくのでしょう。
そして新人看護師の満ちあふれた意欲は、まさに向上心の塊!
そんなあなたは、きっとネガティブな状況もポジティブに変えていく力があるはずです!
自分の向上心を信じて、あなたも看護師人生の素晴らしいスタートを切ってみてはいかがでしょうか。
執筆者情報
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