クリニックで働く看護師の給料は安い?!給料アップの方法とは?
クリニックで働く看護師の給料についてが、今回のお話です。
家庭の事情などで、夜勤や残業ができない看護師に人気のクリニック。
仕事内容もさることながら、気になるのは給料面ですよね。
一般的にクリニックで働く看護師は…
給料が安い!
というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
果たしてその実態とは…。
そこで!
『クリニックで働く看護師の給料』に焦点を当て、その詳細や給料アップの方法についてご紹介します!
クリニックで働く看護師の平均給料の相場って?
クリニックで働く看護師の平均給料の相場は、いくらくらいなのでしょうか。
また、病棟で働く看護師とは、どのくらいの差があるのでしょうか。
比較して、ご紹介しましょう!
なお、今回参考にしたのは、『看護rooナースな私のお給料』というサイトです。
正社員雇用の場合
クリニック看護師の年収 (日勤常勤/外来) | 病棟看護師の年収 (常勤/病棟) | 差額 |
3976661円 | 4802641円 | -825980円 |
年間にして約80万円の差があることがわかりました。
クリニックは、基本的に夜勤はありませんし、残業も少ないというのが特徴です。
そのため、夜勤手当がなく、残業手当が少ないことが原因でしょう。
パート雇用の場合
クリニック看護師の時給(パート/外来) | 病棟看護師の時給(パート/病棟) | 差額 |
1616円 | 1571円 | +45円 |
パート雇用の場合は、病棟看護師と大差はないことがわかりました。
病棟勤務であってもパート雇用の場合は、夜勤がなく、残業も少ないことがその理由でしょう。
クリニックで働く看護師が給料をアップさせる方法4選!
クリニックで働く看護師が給料を上げるには、どのような方法があるのか気になりますよね!
いくら夜勤がなくて、残業が少ないとはいえ、同じ看護師であることに変わりはありません。
クリニックで働いているからって…
損はゴメンだー!!
と考えるのは、当然です。
もちろんクリニックで働く看護師にも給料アップの方法はありますよ!
同じクリニックに長く勤める
勤続年数が長くなればなるほど、毎年の昇給により給料はアップします。
また、役職がつくことで給料のベースが上がる場合もあります。
同じクリニックでも『美容クリニック』で働く
クリニックには、一般クリニックと美容クリニックが存在します。
同じクリニックでも、給料はかなり違うということをご存知ですか?
| 一般クリニック | 美容クリニック | 差額 |
正社員雇用の年収 | 3976661円 | 4477989円 | -501328円 |
パート雇用の時給 | 1616円 | 1666円 | -50円 |
なんと年間で約50万円も違いがあるんです!
美容クリニックは、保険適応外の自由診療のため、クリニックによって診療費を設定することができます。
つまり経営が上手くいけばいくほど、看護師に還元される給料も高くなるということ!
もちろん夜勤はありませんし、残業もほとんどありませんから、条件は変わりません。
今一般クリニックで働いている看護師も、美容クリニックに転職することで、確実に給料はアップするということですね。
資格を取得する
高齢化社会が深刻化するなかで、病院の外来や地域に密着したクリニックを受診する患者様は増えています。
そのため、認定看護師や専門看護師などの資格を持っていると、給料アップに有利に働く場合があります。
クリニックによっては、資格取得支援制度を設けているケースもありますから、給料を上げつつ、スキルアップを図りたい看護師は狙い目ですよ!
病院で長く勤めてからクリニックへ転職する
採用側が給料を決める際、重要になるポイントがあります。
それが、『経験加算』!
簡単に説明すると、経験年数を考慮して加算される額のことです。
しかしこの経験加算の計算は複雑…。
条件によって、額が変動します。
- 常勤or非常勤
- 正看護師or准看護師
- 病院orクリニック
経験加算は職場によって違い、これらの条件によって、3000~10000円の差が生まれます。
クリニックの看護師に関わってくるのが、職場の種類です。
例えば…
『総合病院に20年』勤めていた場合
病院経験年数20年×常勤勤務指数1.0×病院勤務指数1.0=経験年数20年
『総合病院10年+クリニック10年のトータル20年』で勤めていた場合
病院経験年数10年×常勤勤務指数1.0×病院勤務指数1.0+クリニック経験年数10年×常勤勤務指数1.0×クリニック勤務指数0.5=経験年数15年
クリニックで働いた経験年数は、1/2としてしかカウントされないんです!
理不尽!
その通り!
理不尽ですが、病院で働いている方が何かと有利なんです…。
ですから、できるだけ病院勤務を長く経験してからクリニックに転職したほうが、経験加算も高くなるということになります。
家庭の事情などで夜勤や残業ができないという看護師も、病院の外来で経験年数を積み重ねてから、将来的にクリニックに転職したほうが、給料は高くなるということですね。
ちなみに、病院外来の経験年数も1/2とする職場がありますので、転職する際は注意が必要です。
クリニックで働く看護師が今すぐ給料を上げるには、『看護師転職サイト』を利用しよう!
クリニックで働く看護師が、もっと給料を上げるには時間がかかるものが多い…ということがわかりました。
同じクリニックで長く勤めるにしても、資格を取得するにしても、経験加算を上げるにしても、遠い将来を見据えてということになります。
そんなの待ってられん!
そのお気持ちわかりますよ。
「もっと手っ取り早く、クリニックで働きながら給料を上げたい!」と望むのは当然ですよね。
そんなあなたにオススメなのは、『転職』!
単純に考えると、今より給料が高いクリニックに転職できれば、問題解決です。
転職経験の多い看護師ですが…
- できれば失敗したくない
- できれば待遇もイイところで働きたい
- できれば長く勤めたい
- できれば院長との相性がイイ職場で働きたい
できれば…と願うことが多くなるのは、人間当たり前!
あなたの欲求を、できるだけ多く叶える職場をみつけるには、『看護師転職サイト』を利用するのがオススメです。
看護師転職サイトに登録すると、担当の転職コンサルタントが、あなたの転職活動をサポートしてくれます。
転職コンサルタントは、これまでの実績から、全国各地さまざまなクリニックの情報を持っています。
また、あなたが聞きづらい質問や条件の交渉も、代行してくれる場合がありますから安心!
あなたの希望にピッタリのクリニックへと導いてくれるというわけですね!
クリニックは夜勤もなく、残業も少なめ、しかも固定休という魅力があり、家庭の事情なども含めて、「ぜひ働きたい!」という看護師は多いでしょう。
しかし一方で、病棟看護師に比べると給料は低い水準にあります。
でも諦める必要はありません。
給料を上げるさまざまな方法もありますし、何よりクリニックの看護師は、高齢化が進行する現代の社会において、多くの患者様に求められている必要不可欠な存在!
だからこそ、低水準の給料を支給するクリニックばかりではありません。
中には、高水準の給料を支給するケースもありますから安心してくださいね!
これを機にあなたも、給料の高いクリニックへの転職を検討してみてはいかがでしょうか!
結論
- クリニックの給料相場に納得した上で「ぜひ働きたい!」という看護師は、クリニックで働くべし!
- 給料の高いクリニックで働きたい看護師は、手っ取り早く転職すべし!
オススメの記事
クリニックで働く看護師の給料に興味があるあなたにオススメの記事をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
- 「看護師の夜勤なしの仕事は残業少ない!日勤のみで給料が高いことも!」
- 「経験加算のカラクリ!看護師が給料でギャップを感じないための秘訣!」
- 「「土日休み!残業なし!」それでも目指すは『看護師らしい自分』!」
- 「クリニックの看護師は高収入を実感できない?あなた次第で好転可能!」
執筆者情報
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