2年目看護師の転職っていいの?答えはYES!転職で理想の看護師へ!
2年目の看護師の転職について、今回はお話しします。
右も左もわからず悪戦苦闘した辛い1年目を乗り越えて、晴れて2年目看護師になったあなた!
今の職場環境に満足していますか?
「もっとスキルアップしたいけど、今の職場じゃ無理かも…。」
「人間関係も上手くいってないし、私にはこの職場環境は向いてない…。」
こんな悩みで、転職を考えたことはありませんか?
「でも2年目で転職なんて認めてもらえるの?」
「2年目で転職を考えるなんて、私に問題があるんじゃないかな…。」
「これから我慢して働き続ければ、もしかしたら大成するかもしれないし…。」
こんな葛藤で、2年目の転職を踏みとどまっているという看護師も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、『2年目看護師の転職っていいの?』
答えは『YES』です!
しかも、2年目の看護師が転職に悩むのは当然で、転職した結果、あなたを看護師として成長させてくれる『きっかけ』となる可能性が高いんです!
そこで今回は、『2年目看護師の転職』に焦点を当て、その悩みの理由や転職に役立つ情報についてもご紹介します。
これであなたも2年目看護師の転職について、悩んだり、我慢したりする必要がなくなるかもしれませんよ!
2年目看護師でも転職して良い理由って?
『2年目看護師でも転職して良い』理由を考える前に、『なぜ2年目看護師が転職の悩みを抱えて当然』といえるのかを考えてみたいと思います。
実は2年目で今の職場環境に疑問を感じるのは、あなたが看護師1年目の辛い時期を、一生懸命乗り越えてきた証だから!
つまり、『2年目の看護師は転職の悩みを抱えて当然の時期』ということです。
その過程で必死に向き合ってきたからこそ見出せた、『プラスイメージ』と『マイナスイメージ』の2パターンから生まれる、『転職して良い理由』があります。
そして大切なのは、どちらのパターンも得られた学びに基づいて転職をすると、あなたの役に立つ可能性が高いということです!
結果として、あなたは看護師として成長し、理想の看護師像に近づくことができるでしょう。
- 『プラスイメージ』の理由
- 『マイナスイメージ』の理由
『プラスイメージ』の理由
「自分はもっと出来る!」
「新しいことを学びたい!」
「スキルアップしたい!」
と自分の可能性を見出すことで、転職先でも前向きに活かすことができるから!
『マイナスイメージ』の理由
「人間関係がうまくいかない。」
「今の診療科に興味が持てない。」
「実力が伴っていない。」
実はこれらの悩みは、あなたが今の職場に『合っていないだけ』で、自分に合っている職場に転職できれば、看護師としての能力を発揮できる可能性があるから!
この2つが、2年目看護師が転職しても良いという理由です。では具体的になぜこの理由が当てはまるのか、次項でご紹介しましょう。
2年目看護師でも転職して良い2つの理由!
- 『プラスイメージ』が転職理由
- 『マイナスイメージ』が転職理由
『プラスイメージ』が転職理由
『自分の可能性を見出すことで、転職先でも前向きに活かすことができる!』
1年目の看護師にはプリセプターがついて、社会人のマナーから看護師として働くノウハウまで、しっかり教えてくれるでしょう。
そのためプリセプターの指導や考え方が先行し、あなたが一人で判断する機会は少ないといえます。
『また先輩看護師は全員偉大!』という学生時代からの先入観で、指導されたことは全て正しいと受け入れる傾向にあるでしょう。
しかしこれは無駄ではありません。
1年かけて先輩看護師から指導されたことを選別し、自分の看護観を定着させていく大事な時期です。
2年目になると、プリセプターの手が離れ、今までとは違い、自分の観察力や判断力が先行します。
後輩看護師も出来て、まさにヤル気に満ちあふれた時期!
その過程で疑問や、自分の看護師としての可能性を見出すことは当然です。
これは1年目の新人看護師時代に、一生懸命自分と向き合ってきたからこその結果です!
そしてこれらは『あなたの強み』となります。
「自分はもっと出来る!」
「新しいことを学びたい!」
「スキルアップしたい!」
先ほどご紹介したこれらは、あなたの可能性であり、『強み』です。
転職先で、自分がやってみたいことが明確であれば、成長するのも早いといえるでしょう。
これであなたも、理想の看護師に1歩近づくことができますね!
しかしここで問題となるのが、転職経験がないことによる『不安』です。
「今の環境ではもっとできると思っているけど、転職先で能力が発揮できなかったらどうしよう…。」
「新しいことを学びたいけど、転職先が自分に合う分野か自信がない。」
「スキルアップはしたいけど、難しい診療科に転職して、ついていけるか不安!」
経験がないことで未来を描くことができず、不安を抱くことが『2年目看護師が転職に悩む原因』といえるでしょう。
2年目の転職に大満足!やってみたかった分野の仕事でスキルアップ!Sさんの体験談
私は2年目の途中で転職した看護師です。現在は30代前半で、転職後同じ職場でずっと働いています。
新卒で就職した先は、消化器内科でした。割とゆったりとした穏やかな病棟でした。
プリセプターにつきっきりで指導してもらっていた1年目とは違い、後輩も入ったことから「しっかりしなくちゃ!」と意気込んでいました。
勉強をしていくうちに、興味を持ったのは外科!
でも正直、転職には不安の方が強かったです。まだ2年目だし、外科をやってみたいからと転職しても、「難しくてついていけなかったらどうしよう…。」「実際に働いてみて、外科が向いてなかったらどうしよう…。」って、ギリギリまで悩みました。
ものすごく悩みましたけど、やっぱり早いうちに転職して、スキルを身につけたいと思い、一大決心!
消化器外科の専門病院に転職しました。
初めは、消化器外科の専門病院といっても求人が多くて、どこに就職すればいいか困りましたが、転職サイトに登録してアドバイスをもらいました。
それが大成功!実は前の職場は家からも遠くて、通勤が大変だったんですけど、自宅から近い病院を紹介してもらえたんです。
あんなに悩んだ転職でしたけど、私の取り越し苦労でした!
今では通勤に時間もかからないし、転職先では勉強だけでは知らなかった情報や、看護師としてのスキルを身につけることができて、とても満足しています。
自分がやりたかった仕事が出来て、今ではあの時転職して良かったと思っています。
『マイナスイメージ』が転職理由
『自分に合っている職場に転職できれば、看護師としての能力を発揮できる可能性がある!』
1年目の看護師は、初めての就職で当然周りは先輩だらけです。学生時代の実習を思い出すと、看護師は全員『雲の上の存在』だったかもしれません。
自分とは違いすぎる仕事ぶりや、「なんとなくカッコイイ!」という漠然とした思いが、憧れとなり、自分より凄い人という距離感を生み出します。
そんな先輩たちに囲まれて仕事をするわけですから、毎日緊張して当然です。「先輩看護師の言うことは全て正しい!」と受け入れるうちに、窮屈な立場に追い込まれている場合があります。
その結果…
「人間関係がうまくいかない。」
「今の診療科に興味が持てない。」
「実力が伴っていない。」
先ほどご紹介したこれらの悩みを持っても、主張することができないばかりか、「こんな風に考えるのは間違いだ。先輩看護師の言う意見が正しい!」と間違った認識を持ってしまう新人も多いでしょう。
しかし2年目になり、ある程度先輩看護師の手が離れると、客観的に自分を分析するようになります。一年間かけて培われた看護観で『目指したい看護師像』が明確になってきます。また同時に、自分の看護師としての資質や能力にも気付くことになるでしょう。
そんな時、理想の看護師像とのギャップを感じることで、苦しんでしまいます。
これはそれだけあなたが1年目の新人時代に、一生懸命先輩看護師の後ろ姿を追いかけてきた結果、自分を同じ看護師という目線で捉えられるほど成長したという証でもあります!
2年目の看護師には、大なり小なり成長があるということです。そしてそれは誰かと比較して、『良い・悪い』と判断するものではありません。
「あの人の方が、自分と同じ看護師2年目なのに成長が早い…きっと自分は努力が足りなかったんだ。」ということではないのです。
またあなたの悩みの原因は、その職場環境が『合っていない』だけかもしれません!
看護師としての可能性が絶たれたわけではないということを忘れないでください。
一年間かけて培われた看護観やあなたなりの成長は、違う職場環境では活かせるかもしれません。
ですから、自分に合っている職場に転職できれば、看護師としての能力を発揮できる可能性があります!
しかしここでも問題となるのが、転職経験がないことによる『不安』です。
「人間関係なんてどこに行っても同じだし、転職先でも上手くいくとは限らない…。」
「もし転職先の診療科で、同じように興味がもてなかったらどうしよう…。」
「実力が伴ってない状態で転職しても、足でまといになるだけかもしれない。」
経験がないことで未来を描くことができず、不安を抱くことが『2年目看護師が転職に悩む原因』といえるでしょう。
2年目の転職で、人間関係の悩み解決!今では伸び伸び働けています!Hさんの体験談
私は2年目で転職した20代後半の看護師です。初めて配属されたのは、循環器外科でした。毎日のように手術があり、自分の能力ではついていけそうにありませんでしたが、必死に先輩の働く姿を見て、仕事を覚えました。
仕事自体は楽しかったんですけど、私が悩んだのは人間関係。看護師としてのスキルが求められる病棟だったので、比較的ベテランの看護師が多く、正直恐かったです。毎日のように怒られて、先輩に会うのが嫌で仕事に行きたくなくなりました。
結局なじめず、異動を申し出ようかと悩んだんですけど、異動してもその先輩たちと同じ病院にいる限りは、顔を合わせることになると思ったので、転職を決意しました。
転職しても、また同じように人間関係で悩んだら辞めるのか…と漠然とした不安があって、なかなか踏み出せませんでした。だからといって、どういう病院が自分に合ってるかもわかりません。
そんな時、同じ看護師の友人から転職サイトを勧められました。担当者の人がとても優しくて、私は人間関係がうまくいかなかったという自分の事情を説明しました。
比較的年齢層が若い看護師の多い病院がイイんじゃないかとアドバイスをもらい、紹介してもらった病院に転職!
転職先で実際に働くまでは、「また同じように人間関係に悩んじゃったらどうしよう。実はベテラン看護師が多い職場だったらどうしよう。」と不安でイッパイでしたが、担当者の人が言っていたとおり、その病院は、自分と年齢の近い看護師が多くて、とても働きやすかったです!転職サイトの担当者に相談して良かったと思いました。
今思うと、あの不安は私の考えすぎでしたね!
実は今でも同じ病院で働いています。人間関係は良好で、伸び伸び働けています。2年目っていう早い時期でしたけど、転職して本当に良かったです!
自分の能力に見合った病院に2年目の早い段階で転職!自分のペースで実力アップ!Mさんの体験談
私は今35歳の看護師です。看護師になって2年目の年に転職を経験しました!
学生時代の実習で興味を持ったのは、心臓血管外科でした。腹部大動脈瘤解離の患者さんを受け持ったのがきっかけで、術後テキパキ動く看護師への憧れや、患者さんの回復までの課程を実感できたことが嬉しくて、「看護師になったら心臓血管外科で働きたい!」と思うようになりました。
新卒で、配置希望を聞かれたとき、迷わず心臓血管外科を希望!一緒に配属になった同期は私の他に2名。
私はどちらかというと、マイペースでじっくり考えて動くタイプの人間です。しかし他の同期2人は、直感型というか…行動派というか…。
とにかく、私との差はどんどん開いていきました。
私は、毎日先輩看護師について行くのが精一杯でした。目まぐるしく変わる患者さんの状態に、正直一人では対処しきれず、夜勤に入ることができませんでした。
同期はもちろん夜勤に入っています。
自分に心臓血管外科が向いていないというのは明らかでしたが、せっかくなった看護師ですし、辞めるのはな…と躊躇していました。ごまかしながら1年が経過しましたが、正直限界!
異動願いも考えましたが、「1年で諦めたダメ看護師!」というレッテルが貼られている気がして、同じ病院で働く気持ちになれず、転職を決意しました。
インターネットで転職サイトに登録して、ほとんど新人の自分が働けるところを探しましたが、どんな診療科が向いているのかわかりませんでした。そこで転職コンサルタントという人に相談!
私の経験や性格を考えて、ゆったりと働ける慢性期の内科を紹介してもらいました。
実際に働くまでの間は、「今度の診療科も自分に向いてなかったらどうしよう…。」と不安でしたが、転職して大成功!
自分のペースでゆったり働けて、看護師の基本も学ぶことができ、なにより自信をつけることができました!
数年後、「少しは看護師として成長してる!」と思った私は、再度心臓血管外科で働いてみることを決意!
今では、あの頃が嘘のようにバリバリ働いています。看護師としてはとても早い段階の転職でしたが、早い段階だからこそ、自分に本当に合う診療科に転職することで、看護の基本や自分のペースでの実力アップが図れたんだと思っています。
2年目でも転職して、本当に良かったです!
2年目看護師で転職に悩む人は、『辛い新人時代を乗り越えた』ということを思い出そう!
2年目看護師の転職は先ほどご紹介したように良いことなのですが、未来を描けず、不安を抱くことで転職すべきか悩むという問題点もありました。
しかし忘れないで欲しいのが、あなたは辛い新人時代を乗り越えて、1年目よりも成長しているということです!
- 『プラスイメージの転職理由』からくる看護師の不安
- 『マイナスイメージの転職理由』からくる看護師の不安
『プラスイメージの転職理由』からくる看護師の不安
「今の環境ではもっとできると思っているけど、転職先で能力が発揮できなかったらどうしよう…。」
「新しいことを学びたいけど、転職先が自分に合う分野か自信がない。」
「スキルアップはしたいけど、難しい診療科に転職して、ついていけるか不安!」
大丈夫です!あなたが自分自身の能力に可能性を感じて、向上心を持てたのは過信ではありません。それだけの根拠があるからです。
そんなバイタリティ溢れるあなたなら、転職先でも自分の可能性をさらに引き出すことができるでしょう。
実際、1年目ほど乗り越えなくてはならない試練が多い時期はありません。困難に直面したとき、回避するだけの成長をしているということを思い出して、思い切って転職に踏み出してみると良いでしょう。
『マイナスイメージの転職理由』からくる看護師の不安
「人間関係なんてどこに行っても同じだし、転職先でも上手くいくとは限らない…。」
「もし転職先の診療科で、同じように興味がもてなかったらどうしよう…。」
「実力が伴ってない状態で転職しても、足でまといになるだけかもしれない。」
こんな不安を抱えたときは、反対に考えてみてはいかがでしょうか。
「もしも人間関係がうまくいったら。」
「もしも興味をもてる診療科で働けたら。」
「もしも自分の実力に合う職場で働けたら。」
あなたは今より自分らしく働けるだけでなく、より看護師として成長することができます。
そういう職場を見つけたら良いのです!
また悩みがあるということは、悩みに至るまでの経過を知っているということです。
1年間の辛い新人時代を乗り越えて成長したあなたなら、同じ経過を辿らない方法も学んでいます。
ですから踏みとどまるのではなく、転職で前に進む選択をしてみてはいかがでしょうか。
2年目看護師で転職に悩む人は、『看護師転職コンサルタント』を活用しよう!
2年目の看護師が転職への不安を乗り越えて、いざ行動しようと決意したとき、数ある看護師求人から転職先を選ぶのは大変です。
「自分に合った職場をどうやって見つけたらよいのか…。」と途方に暮れてしまうこともあるでしょう。
そんな時オススメなのが、『看護師転職サイト』!
例えば、「スキルアップをしたいから、外科病棟で働いてみたい!」と思ったら、希望の科の『外科』ボタンをポチッっと押すだけで、たくさんの求人が検索できます。
そこに『新卒歓迎』や『通勤時間』など、自分の希望する条件を足していけば、あなたの働きたい転職先を絞り込むことができるでしょう。
さらにオススメなのが、『看護師転職コンサルタント』!
求人サイトを見ているだけでは知りえない情報は意外と多いです。
例えば、「2年目でも新人看護師と同じような教育が受けられるのかな…。」
そんな時看護師転職コンサルタントは、独自のコネクションを活用して、あなたの事情を直接病院側へ伝え、交渉してくれる場合があります。
これであなたは余計な心配をすることなく、希望の職場に転職することができるでしょう!
2年目で転職を考えるのは、あなたが1年目の辛い時期を一生懸命乗り越えてきた証で、当然の悩み!
悩みから導かれたのは、『プラスイメージ』と『マイナスイメージ』の2パターンからくる転職して良いといえる理由でした。どちらも、あなたを看護師として成長させ、理想の看護師像に近づくきっかけとなります。
一方で未来が描けないことによる不安があることもわかりました。
そんな時は、『看護師転職コンサルタント』を活用することで不安を解消し、大きな一歩を踏み出す手助けをしてもらいましょう。
これを機に、あなたも『2年目看護師の転職』を前向きに考えて、理想の看護師像を目指してみてはいかがでしょうか。
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