出世したくない看護師の裏技!本音を隠した一歩先行く上級者への道!
出世したくない看護師について、今回はお話したいと思います。
これまで看護師として様々な経験をしてきたあなた。
やりがいを感じられる出来事ばかりではなかったでしょう…。
看護師としてスキルアップしてきたのは、辛い経験をしてきたからこそ!
そんな『できるあなた』に持ち上がるのが、出世話ですよね?
出世は誰もができることではありません。一握りの限られた看護師に与えられる称号とも言えるでしょう。
でも…
「私は出世なんかしたくないんだよな…。」
誰もが望んでいるとは限らないというのも現実です。
もしもあなたが同じような思いで悩んでいたとしても、決して不思議なことではありませんよ!
そんな時頭をよぎるのは…
「どうやって出世話を断ればいいんだろう。」
「揉めずに断れる方法ってないのかな?」
という疑問かもしれませんね。
安心してください!
あなたにもすぐにできる裏技があるんです!
そしてそれは正に『上級者への道』!
それでは、看護師の『出世』に焦点を当て、出世したくないと悩む看護師の本質や上手な断り方についてご紹介しましょう。
これであなたも出世の悩みから解放されつつ、さらに『上級者への道』へと進むことができますよ!
出世したくないと悩むあなたは、まさに『看護師の鏡』!
出世したくない看護師というのは、実は多いのです。あなただけではありませんので、ご安心ください。
- 出世の選考基準
- 『できる看護師』が出世したくない理由
- 出世したくない看護師の本質
出世の選考基準
- 出世するだけの実力がある
- 適正者がいない
出世するだけの実力がある
管理職に求められる資質とは…
- 統率力がある
- 人間の本質を見抜く能力がある
- 管理能力がある
- 問題の本質を捉え、的確な判断ができる
- 看護師としてのスキルが高く、仕事が早い
- 知識が豊富
他にも多くの基準があるでしょう。
こうした資質が他の看護師の誰より認められることで、出世話が持ち上がるということです。
つまり出世を持ちかけられたあなたは、限られた一握りの看護師で『素晴らしい』ということ!
「出世したくない!」と拒絶反応を起こす前に、まずは看護師として自信を持ってください!
適正者がいない
先ほどご紹介した看護師は、限られた一握りの人材ですから、どの病院、部署にもいるわけではありませんよね。
しかし組織にとって管理職は必要な存在です。
どんな組織でも、いわゆる『まとめ役』がいなければ、問題解決が遅くなり、業務改善もできません。
結果として、患者様に良質な看護提供ができなくなってしまいます。
そこで病院側としては、たとえ適正者がいないとしても管理職を立てるというわけです。
判断基準としては…
- 年齢
- 職歴
- 経験年数
が先行します。
「私は管理職の器ではない。」
「管理職として働くなんて、自信がない。」
とあなたが感じていたとしても、判断基準に当てはまった場合、出世話を持ちかけられてしまうということです。
『できる看護師』が出世したくない理由
- 割に合わない
- そもそも一つの職場で働いていようと思ってない
- まだまだ現場で働きたい
割に合わない
- 責任やプレッシャーが重くなる
- 問題が起きた際、率先して先頭に立たなくてはならない
- 部下全員の要望には応えられないため、いつも誰かの反感を買わなくてはならない
- 夜勤手当や残業手当がなくなり、管理職手当を貰っても給料が下がる
- 部下が仕事ができなかった場合、自分の評価も下がってしまう
- 看護部長や他部署の管理者との人間関係が増える
こんな理由で、『割に合わない』と感じることが、出世したくないと悩む理由の一つです。
そもそも一つの職場で働いていようと思ってない
看護師は転職が当たり前という風習がありますよね。もちろん今すぐにとは考えていなくても、「定年まで同じ職場で働こう!」と強い決意を持っている看護師の方が少数派でしょう。
それだけ看護師は求人が多く、転職に抵抗がない、転職しやすいという証拠でもあります。
また看護師は子育て世代の女性ですから、結婚、妊娠、出産という女性としての人生ビジョンを持っていて当然です。
看護師である前に、人としての人生設計を優先することは決して間違いとは言えません。
しかし出世話を持ちかけられた時に…
「私はこの病院に骨を埋める気はありませんから!」
「いつか子供を産んだら、辞めるので!」
なんて本音をぶつけて断ることはできません。
それが結果として、出世したくないという悩みに繋がってしまうということです。
まだまだ現場で働きたい
管理職になってしまうと、普段の看護師業務からは離れてしまいます。
主任クラスであれば看護業務も多いですが、師長クラスになると、受け持ちをすることや病棟での夜勤をする機会はほとんどありません。
しかし…
- 患者様ともっと接していたい
- まだまだ現場で学びたいことがある
- 看護スキルをもっと習得したい
- 現場で働くことでしか得られない達成感を味わいたい
このような理由から、出世したくないと悩む看護師は多いでしょう。
出世したくない看護師の本質
適正者がいないという理由は別として、出世話を持ちかけられた看護師の根底にある思いは…
『出世はしたくないけど、キャリアアップはしたい』という向上心!
これはどの悩みを持つ看護師にも共通していえることです。
ただ『キャリアアップの方法が出世ではなかっただけ』ということ。
つまり出世したくないと思っている看護師は向上心が無い訳ではありませんから、自信を持ってください!
キャリアアップを目指している看護師は、自分の看護師としての能力や看護スキルの向上を常に求めています。
振り返ると、まさに新人の時に抱いていた思いそのものなのではないでしょうか。
そんな看護師になりたての気持ちを持ち続けられているあなたは…
『看護師の強者!』
『看護師の鏡!』
だからこそ、その姿勢が評価され、出世話が持ち上がったのでしょう。
そしてそんなあなたに立ちはだかる壁が…
「どうやって出世話を断ればいいんだろう。」
「揉めずに断れる方法ってないのかな?」
という疑問ですよね。
大丈夫です!
すぐにでもできる裏技をご紹介しますよ!
出世したくない看護師は、本音を隠して向上心だけを見せよう!
出世したくない看護師が出世話を上手に断る方法は、ただ一つ!
『たとえどんな理由でも、看護師としての向上心を見せる方法で断る』!
- 現場の患者様と接していたい
- コミュニケーション能力を磨きたい
- 看護師としてのスキルをもっとあげたい
前向きで、向上心を見せられる理由ならなんでもOK!
なぜこれが裏技なのかというと…
それは『本音を隠しているから』。
上手に断るためには、少なからず上司を持ち上げる必要があります。
- 割に合わない
- そもそも一つの職場で働いていようと思ってない
という理由はもちろんですが、
- まだまだ現場で働きたい
という前向きな理由でも、断られる上司は良い思いはしません。
これは人間ですから当然でしょう。
「前向きな理由なのに、なんで嫌な顔されなきゃなんないの!」
と本音では思うかもしれませんね。
しかし本音を隠すことで、物事の解決は早くなるケースが多いです。
この『本音を隠す』という裏技を使った結果…
- 体裁を保てる
- その後の仕事がやりやすい
- 敵を作りにくい
という環境で働くことができます。
つまりあなたは、『本音を隠して働ける一歩先行く上級者』ということです!
断る時のポイント
揺るぎない態度で主張する
「この人はほんとにまだまだ現場で働きたいんだ~。」と思わせることが大切です。
あなたの主張を尊重したいと思わせるほどの満ち溢れる向上心をみせることで、上司も受け入れやすくなるでしょう。
本音は誰にも漏らさない
噂は一人歩きするもの。特に女性の多い看護師の職場ではアルアルですよね!
本音を隠しても、漏れてしまっては逆効果です。
出世したくない看護師は、転職しよう!
出世したくない看護師が出世を拒むポイントについてお話しましたが、ここで新たに問題となるのは…
裏技を使って上手に断っても、他に適正者がいない場合、無理やり押し付けてこようとする上司もいるということ。
でも諦めるのはまだ早いですよ!
そんな時は、出世話をしてこない、且つキャリアアップに専念できる病院に転職することをオススメします。
余計な心配のなくなったあなたは、さらにスキルアップを図ることができるため、看護師としての魅力も倍増すること間違いナシです!
出世したくない看護師は、『転職コンサルタント』を利用しよう!
出世したくない看護師がいざ転職を決意すると、次に立ちはだかる壁が…
「出世話をしてこなくて、キャリアアップを図れる病院なんてどこにあるの?」
という疑問ですよね。
そんなあなたには、『転職コンサルタント』がオススメです!
転職コンサルタントには、出世話をすることなく、キャリアアップを図れる病院の情報があるんです。
その情報をあなたに提供してくれるだけでなく、あなたの希望の条件や質問についても、転職先の病院と直接交渉してくれる場合があります。
これなら転職活動のストレスも軽減できそうですよね!
出世の話が持ち上がる多くの理由は、あなたが看護師として『素晴らしい』と評価されているからです。
これは誰にでも真似したいと思ってできることではありません。
そんな向上心のあるあなただからこそ、さらなるキャリアアップの方法を模索しているのでしょう。
たまたま『出世』が弊害になると考えただけ。
断り方に困ったとき、そんな『素晴らしい』あなたが取るべき行動は『本音を隠すこと』です。
結果としてそれは大人の対応となり、一歩先行く上級者への道となりますよ!
執筆者情報
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